定義
心拍出量は、一心室が1分間に駆出する血液量であり、「CO = HR × SV」で表される。定常状態では右心と左心の心拍出量は等しく、組織酸素供給の主要決定因子となる。
イメージ
一回に送る量と、1分間に何回送るかを掛けたポンプの毎分出力である。どちらか一方が増えても、もう一方が減れば全体は増えないことがある。
仕組み
心拍数は洞結節と自律神経、SVは前負荷、後負荷、収縮性で調節される。運動時には交感神経により心拍数・収縮性が増え、筋ポンプと静脈収縮で前負荷も増す。極端な頻脈では拡張期短縮により充満が減り、COが低下しうる。Fick原理では「CO = 酸素消費量 ÷ 動静脈酸素含量較差」として測定できる。
例
心拍数70/分、一回拍出量70 mLなら、心拍出量は約4.9 L/分である。運動時には心拍数とSVが増え、COは大きく上昇する。
注意点
心拍出量と血圧は同義ではない。血圧はCOと血管抵抗の双方で決まる。体格比較には心係数を用い、頻脈が常にCOを増やすとは限らない。
補足ノート
定義
心拍出量は、一心室が1分間に駆出する血液量であり、「CO = HR × SV」で表される。定常状態では右心と左心の心拍出量は等しく、組織酸素供給の主要決定因子となる。
イメージ
一回に送る量と、1分間に何回送るかを掛けたポンプの毎分出力である。どちらか一方が増えても、もう一方が減れば全体は増えないことがある。