定義
糸球体濾過量GFRは、単位時間に全糸球体でBowman腔へ濾過される血漿量である。概念的に「GFR = Kf × [(Pgc − Pbs) − (πgc − πbs)]」で表される。
イメージ
糸球体を細かなフィルターと考える。血管内圧が液を外へ押し、血漿蛋白の膠質浸透圧とBowman腔圧が逆向きに働く。フィルターの広さと通りやすさも流量を決める。
仕組み
糸球体毛細血管静水圧Pgcは濾過を促進し、Bowman腔静水圧Pbsと毛細血管膠質浸透圧πgcは抑制する。正常ではBowman腔蛋白が少なくπbsはほぼゼロである。Kfは有効濾過面積と透水性の積で、メサンギウム収縮や糸球体障害で変化する。輸入細動脈拡張はPgcとGFRを上げ、輸出細動脈収縮は軽度なら上げうるが、強すぎると腎血流低下とπgc上昇でGFRを下げうる。
例
尿路閉塞でBowman腔圧が上がると正味濾過圧が低下し、GFRが下がる。低血圧ではPgcが低下するが、自己調節が一定範囲で補償する。
注意点
輸出細動脈収縮が常にGFRを上げるとは限らない。GFRと腎血流は同方向に変化しない場合があり、Kf、各圧、血漿蛋白濃度を分けて考える。
補足ノート
定義
糸球体濾過量GFRは、単位時間に全糸球体でBowman腔へ濾過される血漿量である。概念的に「GFR = Kf × [(Pgc − Pbs) − (πgc − πbs)]」で表される。
イメージ
糸球体を細かなフィルターと考える。血管内圧が液を外へ押し、血漿蛋白の膠質浸透圧とBowman腔圧が逆向きに働く。フィルターの広さと通りやすさも流量を決める。