定義
濾過負荷は単位時間に糸球体で濾過される物質量で、自由濾過される物質では「Filtered load = GFR × Px」と表す。蛋白結合がある場合は、原則として血漿中自由分画濃度を用いる。排泄速度は「Excretion rate = Ux × V」である。
イメージ
フィルターへ毎分投入される荷物量と、最終出口から出ていく荷物量を比べる考え方である。途中で回収されれば出口は少なく、追加投入されれば多くなる。
仕組み
自由濾過される物質では、排泄速度 = 濾過負荷 − 再吸収速度 + 分泌速度となる。排泄が濾過負荷より小さければ正味再吸収、上回れば正味分泌がある。クリアランスとの関係ではCx/GFRが1未満なら正味再吸収、1を超えれば正味分泌を示唆する。血漿蛋白結合や非定常状態では自由濾過量の評価が必要になる。
例
血漿グルコース100 mg/dL、GFR 120 mL/分なら濾過負荷は約120 mg/分で、正常ではほぼ全量再吸収され尿中排泄はほぼゼロである。
注意点
濃度と量/時間を混同しない。血漿濃度の単位がdL、GFRがmL/分なら換算が必要である。『排泄』を糸球体濾過と同義にしない。
補足ノート
定義
濾過負荷は単位時間に糸球体で濾過される物質量で、自由濾過される物質では「Filtered load = GFR × Px」と表す。蛋白結合がある場合は、原則として血漿中自由分画濃度を用いる。排泄速度は「Excretion rate = Ux × V」である。
イメージ
フィルターへ毎分投入される荷物量と、最終出口から出ていく荷物量を比べる考え方である。途中で回収されれば出口は少なく、追加投入されれば多くなる。