定義
局所電位は、受容器、樹状突起、細胞体、神経筋接合部などで生じる段階的な膜電位変化である。振幅は刺激強度に依存し、脱分極にも過分極にもなり、時間的・空間的に加重する。
英語・別名
graded potential、局所応答
イメージ
水面に小石を落としたときの波紋に似る。大きな石ほど波が大きいが、遠くへ進むほど弱くなる。複数の波が同時に重なると大きくなったり打ち消し合ったりする。
仕組み
局所のチャネル開閉によって膜コンダクタンスが変わり、受動的な電流が膜と細胞内抵抗を通って広がる。膜の漏れにより距離と時間に伴って減衰し、再生的には伝わらない。複数入力は膜時定数と長さ定数の範囲内で加重され、軸索初節の膜電位が閾値へ達すると活動電位へ変換される。受容器電位、EPSP、IPSP、終板電位が含まれる。