定義
生存時間解析は死亡、再発などのイベントまでの時間を解析し、観察終了や脱落による打切りを取り扱う方法群である。ハザードは未発生者が直後にイベントを起こす瞬間率、ハザード比HRは群間の比である。
イメージ
単に何人起きたかだけでなく、いつ起きたかと、途中までしか観察できなかった人を含めて比較する。HRはレースの各瞬間での脱落しやすさの比で、最終的な累積リスク比とは異なる。
仕組み
Kaplan–Meier法はイベント時点ごとの条件付き生存確率を積み上げ、打切り例は打切り時点までリスク集合へ寄与する。log-rank検定は群間生存曲線を比較する。Cox比例ハザードモデルは基準ハザードを特定せず共変量とHRを推定し、比例ハザード仮定、すなわちHRが時間を通じ概ね一定であることを要する。競合リスクでは他イベントが目的イベントを妨げ、通常のKM推定が累積発生を過大評価し得る。
例
HR 0.70は各時点で未発生の患者における瞬間ハザードが約30%低いことを示すが、5年死亡率が30%低いと直接は意味しない。