定義
Henderson–Hasselbalchの式は「pH = pKa + log([A⁻]/[HA])」で、弱酸と共役塩基の比からpHを表す。37℃の重炭酸系では「pH = 6.1 + log([HCO₃⁻]/(0.03 × PCO₂))」と近似する。
イメージ
pHは塩基側の量と酸側の量の比で決まる天秤と考える。血液では腎が主にHCO₃⁻側を、肺がPCO₂側を調節する。
仕組み
CO₂は血中で溶解CO₂、H₂CO₃、HCO₃⁻の間を炭酸脱水酵素により速やかに移行する。血漿pH 7.40付近ではHCO₃⁻約24 mmol/Lと溶存CO₂約1.2 mmol/Lの比が約20:1となる。代謝性変化は主にHCO₃⁻、呼吸性変化は主にPCO₂へ現れるが、補償により両者は相互に変化する。対数関係のため絶対量ではなく比が重要である。
例
HCO₃⁻ 24 mmol/L、PCO₂ 40 mmHgなら分母は約1.2 mmol/Lで比は20、pHは約7.40となる。
注意点
式は状態を記述するが原因を自動判定しない。HCO₃⁻は独立に測定・調節される単純な塩基ではなくCO₂系の一部であり、標準HCO₃⁻と実測値も区別する。
補足ノート
定義
Henderson–Hasselbalchの式は「pH = pKa + log([A⁻]/[HA])」で、弱酸と共役塩基の比からpHを表す。37℃の重炭酸系では「pH = 6.1 + log([HCO₃⁻]/(0.03 × PCO₂))」と近似する。
イメージ
pHは塩基側の量と酸側の量の比で決まる天秤と考える。血液では腎が主にHCO₃⁻側を、肺がPCO₂側を調節する。