定義
肝抽出比EHは、肝へ入る薬物濃度から出る濃度がどれだけ低下したかを示す割合で、EH =(Cin − Cout)/Cinである。肝クリアランスCLH = QH × EHで、well-stirred modelではCLH = QH × fu × CLint /(QH + fu × CL_int)と近似される。
イメージ
肝を一回通るたびに荷物を何割取り除く工場と考える。工場の処理能力が非常に高ければ搬入流量が律速となり、処理能力が低ければ酵素活性と自由に使える荷物量が律速となる。
仕組み
高抽出型薬ではfu × CLintがQHより十分大きく、CLHは肝血流QHに近づくため、心拍出量や門脈血流の影響を強く受け、初回通過効果が大きい。低抽出型薬ではQHが十分大きく、CLH ≈ f