定義
局所血流の自動調節は、一定の灌流圧範囲で血流を比較的一定に維持する臓器内の調節である。血管平滑筋の筋原性反応、組織代謝物、内皮因子などが血管抵抗を変える。
イメージ
蛇口の元圧が変わっても出口流量が大きく変わらないよう、局所の弁が自動で開閉する仕組みに例えられる。
仕組み
灌流圧上昇で細動脈壁が伸展すると平滑筋が収縮して抵抗を上げ、圧低下では弛緩する筋原性機構が働く。代謝亢進や低酸素では、臓器に応じてアデノシン、CO₂、H⁺、K⁺、低酸素シグナルなどが血管を拡張し、需要に合わせて血流を増やす。内皮NOも寄与する。脳と腎では自動調節が顕著だが、調節範囲と主要機序は臓器ごとに異なる。
例
脳灌流圧が中等度に上がると脳細動脈が収縮し、脳血流の急増を防ぐ。重度の圧変化では調節範囲を外れ、血流は圧依存になる。
注意点
自動調節は全身性の圧受容器反射とは異なる。血流が完全に一定になるわけではなく、慢性高血圧や疾患で調節曲線が変化する。
補足ノート
定義
局所血流の自動調節は、一定の灌流圧範囲で血流を比較的一定に維持する臓器内の調節である。血管平滑筋の筋原性反応、組織代謝物、内皮因子などが血管抵抗を変える。
イメージ
蛇口の元圧が変わっても出口流量が大きく変わらないよう、局所の弁が自動で開閉する仕組みに例えられる。