定義
減数分裂は、二倍体生殖細胞が1回のDNA複製後に減数第1分裂と第2分裂を行い、染色体数を半減する細胞分裂である。第1分裂前期に相同染色体が対合し、非姉妹染色分体間の相同組換え・交叉が起こる。
イメージ
父由来と母由来の同じ種類の染色体を二本ずつ組にし、一部を交換してから別々の箱へ分け、次に姉妹コピーを分ける工程と考える。
仕組み
前期Iではleptotene、zygotene、pachytene、diplotene、diakinesisを経て、相同染色体がシナプトネマ複合体で対合する。Spo11がDNA二本鎖切断を作り、相同配列を鋳型に修復される過程で交叉が形成される。キアズマと姉妹染色分体間cohesinが相同染色体を連結し、中期Iで二価染色体が独立に配向、後期Iで相同染色体が分離する。第2分裂では動原体cohesinが解除され姉妹染色分体が分離する。交叉と独立分配は多様性を生む。
例
卵母細胞は胎生期に前期Iで停止し、排卵前に第1分裂を完了、受精時に第2分裂を完了する。精子形成では思春期以降、連続して減数分裂が進む。