定義
心筋収縮性は、初期筋長や外部負荷が同じ条件で心筋が発生できる力または短縮能力をいう。陽性変力作用で増加し、陰性変力作用で低下する。圧–容積解析ではESPVRの傾きなどが指標となる。
イメージ
同じ量を入れ、同じ出口抵抗をかけたポンプでも、モーター自体が強くなればより多く押し出せる。このモーター性能が収縮性に相当する。
仕組み
心筋活動電位によるL型Ca²⁺流入がRyR2からのCa²⁺放出を誘発し、Ca²⁺–トロポニン結合がクロスブリッジ形成を増やす。β₁受容体–cAMP–PKA経路はL型チャネル、RyR2、ホスホランバンをリン酸化し、収縮期Ca²⁺を増やして収縮性を高める。細胞内Ca²⁺量だけでなく、筋フィラメントのCa²⁺感受性、ATP供給、構造障害も影響する。
例
交感神経刺激で収縮性が上がると、同じ前負荷・後負荷でも収縮末期容量が減り、一回拍出量と駆出率が増える。
注意点
収縮性と一回拍出量、駆出率を同義にしない。これらは前負荷と後負荷にも依存する。心拍数増加による力増強も条件によって異なる。
補足ノート
定義
心筋収縮性は、初期筋長や外部負荷が同じ条件で心筋が発生できる力または短縮能力をいう。陽性変力作用で増加し、陰性変力作用で低下する。圧–容積解析ではESPVRの傾きなどが指標となる。
イメージ
同じ量を入れ、同じ出口抵抗をかけたポンプでも、モーター自体が強くなればより多く押し出せる。このモーター性能が収縮性に相当する。