定義
酸素解離曲線は、横軸にPO₂、縦軸にヘモグロビン酸素飽和度をとる関係である。ヘモグロビンの協同結合によりS字形となり、P50は50%飽和となるPO₂で酸素親和性の指標である。
イメージ
肺の高いPO₂領域では曲線が平らで、多少PO₂が下がっても飽和度を保つ。組織の低いPO₂領域では傾きが急で、少しの低下で多くの酸素を放せる。
仕組み
一つのヘムへO₂が結合すると他のヘムの親和性が上がり、T状態からR状態へ移行するためS字形になる。右方移動は親和性低下とP50上昇を示し、H⁺、PCO₂、温度、2,3-BPG増加で起こる。左方移動は逆で、胎児HbやCO結合でも生じる。曲線上の飽和度と血中Hb濃度を組み合わせて酸素含量が決まる。
例
運動筋では温度、CO₂、H⁺が増え曲線が右方移動し、同じ組織PO₂でも酸素放出が増える。肺では低CO₂と高pHが取り込みを助ける。
注意点
PaO₂と酸素含量を同一視しない。重度貧血では曲線と飽和度が正常でも酸素含量は低い。CO中毒ではPaO₂が正常でも利用可能Hbが減る。
補足ノート
定義
酸素解離曲線は、横軸にPO₂、縦軸にヘモグロビン酸素飽和度をとる関係である。ヘモグロビンの協同結合によりS字形となり、P50は50%飽和となるPO₂で酸素親和性の指標である。
イメージ
肺の高いPO₂領域では曲線が平らで、多少PO₂が下がっても飽和度を保つ。組織の低いPO₂領域では傾きが急で、少しの低下で多くの酸素を放せる。