定義
パルス分泌はホルモンが間欠的な波として放出される様式、概日リズムは約24時間周期で分泌量が変化する様式である。視床下部ペースメーカー、フィードバック、睡眠・食事・光などが形成する。
イメージ
内分泌系は蛇口を一定に開け続けるのではなく、一定間隔の信号と一日の時刻表を組み合わせて分泌する。採血した一瞬の値は、その波のどこを切り取ったかで変わる。
仕組み
GnRHはパルス状に分泌されることで下垂体LH・FSH分泌を維持し、持続刺激では受容体脱感作が起こる。ACTH・コルチゾールは概日リズムと超日リズムを示し、通常早朝に高く夜間に低い。成長ホルモンは睡眠に関連した大きなパルスを持つ。リズムは視交叉上核、時計遺伝子、視床下部入力、負帰還で作られ、交代勤務、睡眠障害、外因性ホルモンで変化する。単回値より時刻指定採血、負荷試験、抑制試験、連続測定が必要なことがある。
例
コルチゾールは朝と夜で基準が異なるため、採血時刻を無視すると過不足を誤判定し得る。GnRHアゴニストを持続投与すると初期刺激後に性腺刺激ホルモンが抑制される。