定義
不応期は、活動電位の発生後に興奮性が一時的に低下する期間である。どれほど強い刺激でも再発火できない絶対不応期と、通常より強い刺激なら発火できる相対不応期がある。
イメージ
一度作動した装置が再充電されるまで反応できない時間に例えられる。初期は完全に使用不能で、その後は性能が戻り切っていないため強い入力だけに反応する。
仕組み
絶対不応期では多くの電位依存性Na⁺チャネルが不活化状態にあり、膜が再分極して回復するまで再開口できない。相対不応期では一部チャネルは回復しているが、K⁺コンダクタンス増大や後過分極が残り、閾値までの距離が大きい。不応期は活動電位の一方向伝導、発火頻度上限、心筋の強縮防止に重要である。心筋では長いプラトー相により絶対不応期も長い。
例
頻回刺激では、直前の活動電位から十分時間がたっていないため次の活動電位が起こりにくい。心筋では長い不応期により各収縮の間に弛緩が確保される。
注意点
絶対・相対不応期の境界は機能的で、細胞種や条件により異なる。過分極だけが相対不応期の原因ではなく、Na⁺チャネルの回復状態も重要である。
補足ノート
定義
不応期は、活動電位の発生後に興奮性が一時的に低下する期間である。どれほど強い刺激でも再発火できない絶対不応期と、通常より強い刺激なら発火できる相対不応期がある。
イメージ
一度作動した装置が再充電されるまで反応できない時間に例えられる。初期は完全に使用不能で、その後は性能が戻り切っていないため強い入力だけに反応する。