定義
腎血流・GFRの自動調節は、一定の平均動脈圧範囲で腎血流量RBFとGFRを比較的安定に保つ腎内機構である。主に輸入細動脈の筋原性反応と尿細管糸球体フィードバックが担う。
イメージ
水道の元圧が変わっても、入口弁を自動調節してフィルターへの流量と圧を保つ仕組みに似る。
仕組み
灌流圧上昇で輸入細動脈壁が伸展すると平滑筋が収縮し、RBFと糸球体圧の過度な増加を抑える。圧低下では弛緩する。さらに緻密斑が遠位尿細管NaCl送達を感知し、多いとATP/アデノシンを介して輸入細動脈を収縮させ、少ないとNO・PGE₂・レニン系を介してGFR維持を図る。交感神経や強いホルモン刺激は自動調節を上書きしうる。
例
軽度の血圧変動では腎血流とGFRは大きく変わらないが、出血性ショックで調節範囲を下回ると両者が低下する。
注意点
自動調節範囲は絶対的でなく、慢性高血圧、腎疾患、薬物で変化する。全身血圧を一定にする機構ではなく、腎内血流を守る機構である。
補足ノート
定義
腎血流・GFRの自動調節は、一定の平均動脈圧範囲で腎血流量RBFとGFRを比較的安定に保つ腎内機構である。主に輸入細動脈の筋原性反応と尿細管糸球体フィードバックが担う。
イメージ
水道の元圧が変わっても、入口弁を自動調節してフィルターへの流量と圧を保つ仕組みに似る。