定義
一回拍出量は、一回の収縮で一心室から駆出される血液量であり、「SV = EDV − ESV」で表される。前負荷、後負荷、心筋収縮性、弁機能、心室同期性により変化する。
英語・別名
stroke volume、SV
イメージ
心室を注射器に例えると、収縮前に入っていた量から収縮後に残った量を引いたものが一回拍出量である。
仕組み
拡張末期容量EDVは主に静脈還流と心室コンプライアンスで決まり、収縮末期容量ESVは収縮性と後負荷に強く影響される。前負荷増加や収縮性増加は一般にSVを増やし、後負荷増加はSVを減らす。心拍出量はSVと心拍数の積であり、酸素供給量を規定する。左右心室のSVは定常状態でほぼ等しい。