リハビリ学生1年生の勉強法|PT・OT新入生が解剖・生理・運動学を優先すべき理由

リハビリ学生1年生・新入生が入学直後にやるべきことを、優先科目、4月から6月の勉強スケジュール、1日30分の学習メニューまで具体的に解説。PT・OTの違いも踏まえながら、実習と国家試験につながる基礎の作り方を整理します。
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リハビリ学生1年生・新入生が入学直後にやるべきことを、優先科目、4月から6月の勉強スケジュール、1日30分の学習メニューまで具体的に解説。PT・OTの違いも踏まえながら、実習と国家試験につながる基礎の作り方を整理します。
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理学療法士・作業療法士の養成課程では、解剖学・生理学・運動学は専門科目の土台となる分野として位置づけられています。
理学療法士や作業療法士を目指して入学した直後は、専門職の勉強が始まる楽しさと同時に、覚える量の多さに驚く人が多いです。
骨の名前、筋の作用、神経支配、関節運動、姿勢、動作分析。 しかも、ただ暗記するだけではなく、患者さんの動きや生活と結びつけて理解する必要があります。
この時期に苦しくなる新入生は少なくありません。
ただ、リハビリ学生1年生の勉強は、最初にどこへ力をかけるかを間違えなければかなり安定します。
この記事では、PT・OTのどちらを目指している人にも共通する、最初にやるべきことを具体的に整理します。
リハビリ学生が1年生で苦しくなる理由は、科目が多いからだけではありません。
一番大きいのは、知識を動きに変換できないことです。
筋肉の名前は覚えた。 でも、歩行でどこを見ればいいか分からない。 神経の名前は見たことがある。 でも、どの障害で何が起きるか説明できない。
この状態だと、勉強しているのに手応えが出ません。
リハビリの勉強は、名前を覚えることが目的ではなく、身体の構造と機能を使って、動きや生活を説明できるようになることが目的です。
リハビリ学生1年生で、最初に優先順位を固定するなら次の3つです。
1. 解剖学 2. 生理学 3. 運動学
この3つは後回しにしない方がいいです。
実際に、理学療法士・作業療法士国家試験の出題基準でも、人体の構造と機能としてこれらの分野が基礎に位置づけられています。
解剖学は、骨、関節、筋、神経の位置関係を理解する科目です。 生理学は、その構造がどう働くかを理解する科目です。 運動学は、実際の動きにどう表れるかを見る科目です。
つまり、
解剖で形を覚える 生理で仕組みを理解する 運動学で動きに変換する
この順番でつなげると、知識がかなり整理されます。
1年生の時点では、PTとOTでやる基礎の大部分は共通です。
ただ、少しずつ見るポイントが違います。理学療法士は主に基本動作の改善、作業療法士は日常生活や作業活動への参加を支える専門職として整理すると理解しやすくなります。
そのため、PT志望の人は、立つ、歩く、起き上がる、移るといった基本動作を意識すると理解しやすくなります。
OT志望の人は、上肢機能、手の使い方、食事、更衣、整容、作業活動といった日常生活動作を意識すると理解しやすくなります。
たとえば肩関節を勉強するときも、
PTなら挙上時の体幹や下肢との連動 OTなら上肢機能と日常生活動作への影響
という見方ができます。
この違いを少し意識するだけで、勉強が将来の職種につながって見えやすくなります。
4月は、専門用語に慣れる時期です。
この時期にやるべきことは、全部を覚えようとすることではありません。 身体の地図を作ることです。
具体的には、
解剖学的肢位 身体の方向を表す言葉 骨や関節の基本名称 運動面と運動軸
このあたりを毎日少しずつ触ってください。
4月の段階で、前額面、矢状面、水平面がすぐに言えるだけでも後がかなり楽になります。
5月は、筋と動きをつなぐ時期です。
ここでのコツは、筋名を一覧で覚えないことです。 動きから覚える方が定着します。
たとえば、
肘を曲げる筋 股関節を伸ばす筋 足関節を背屈する筋
という形で、作用ごとに覚えると運動学につながりやすくなります。
また、神経支配も、筋とセットで押さえると忘れにくくなります。
6月は、動作や評価と結びつける時期です。
この時期は、知識を臨床っぽい問いに変える練習を始めます。
たとえば、
この筋が弱いとどんな動きが崩れるか この神経が障害されると何ができなくなるか この関節可動域制限があると日常生活で何に困るか
こうした問いに答えられるようになると、ただの暗記から抜け出せます。
平日の勉強は、この形がかなり回しやすいです。
最初の10分 今日覚える構造を一つ決めて図にする
次の10分 その構造がどう働くかを確認する
最後の10分 その知識がどんな動きや生活場面に関係するかを考える
たとえば大腿四頭筋なら、
どこにあるかを書く どんな作用があるか言う 立ち上がりや歩行でどう関係するか考える
この3段階です。
これを毎日1テーマだけでも続けると、かなり積み上がります。
リハビリ学生が実習で苦しくなるのは、知識量が少ないからだけではありません。
知識を説明に変えられないからです。
実習前に差がつくのは、次の3つが言える人です。
この構造はどこにあるか この構造はどう働くか 障害されると何が起きるか
この形で勉強している人は、評価や動作観察の理解がかなり早くなります。
一番よくある失敗は、筋の一覧をそのまま丸暗記することです。
次に多いのが、図を見て分かった気になることです。 図を閉じた瞬間に書けないなら、まだ定着していません。
もう一つ危ないのが、動画を見るだけで満足することです。 動画は理解の助けになりますが、自分で説明できる状態まで持っていかないと試験では使えません。
リハビリ学生1年生で本当に効くのは、描く、説明する、動きと結びつけるの3つです。
最初は全身を一気にやらない方がいいです。
上肢なら肩から、下肢なら股関節からというように、大きい関節を一つ決めて、骨、関節、筋、神経の順に見てください。
大きく分ける必要はありません。 1年生のうちは、解剖、生理、運動学を共通の土台として固める方が先です。
その上で、PTなら基本動作、OTなら日常生活動作や作業活動に結びつけると理解しやすくなります。
かなりあります。
実習で求められるのは、教科書の知識を動きや生活に変換する力です。 この変換を1年生のうちから少しずつ始めておくと、後でかなり楽になります。
リハビリ学生1年生で本当に大事なのは、量で押し切ることではありません。
解剖 生理 運動学
この3つを、描く、説明する、動きに変えるという形で積み上げることです。
新入生の時期にこの型を作れると、定期試験でも、その先の実習や国家試験でも崩れにくくなります。
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