5p欠失症候群は、5番染色体短腕(5p)の部分欠失による疾患。乳児期に喉頭の形成不全から「猫のような甲高い泣き声(cri du chat)」を呈し、丸顔(満月様顔貌)と小頭症、知的障害を伴う。
最終更新日: 2026年5月1日
5p欠失症候群は、5番染色体短腕(5p)の部分欠失による疾患。乳児期に喉頭の形成不全から「猫のような甲高い泣き声(cri du chat)」を呈し、丸顔(満月様顔貌)と小頭症、知的障害を伴う。
乳児期の甲高い猫のような泣き声。
満月様顔貌、両眼開離、小頭症。
知的障害、筋緊張低下。
FISH法等での5p欠失の証明。
対症療法、療育支援。
病態・試験でのポイント
『泣き声』と『5p欠失』の紐付けが全て。顔は丸顔(ムーンフェイス)で目が離れている。鳴き声は大きくなると普通になるが、知的な遅れは残る。
TRAPSは、TNF(腫瘍壊死因子)受容体の遺伝子変異により、病原体の感染がないのに自然免疫が暴走して長期間の発熱を繰り返す「自己炎症性疾患」。1週間以上続く発熱、遊走性の筋肉痛、眼周囲の浮腫を特徴とする。
新生児低血糖は、生後早期の新生児において血糖値が異常に低下した状態。脳のエネルギー源が枯渇するため、放置すると不可逆的な中枢神経障害(発達遅滞や脳性麻痺)を残す。母体糖尿病やFGR、早産児がハイリスクとなる。
大動脈縮窄症(CoA)は、大動脈の一部(多くは動脈管索付近)が先天的に狭くなっている疾患である。狭窄部より上(腕・頭)は高血圧となり、下(下肢)は血流低下をきたす「上下肢の血圧差」が最大の特徴。Turner症候群に高率に合併する。
プラダー・ウィリー症候群は、15番染色体長腕(15q11-q13)の「父親由来」の発現異常(ゲノムインプリンティング異常)による疾患。乳児期の重度筋緊張低下から一転し、幼児期以降は満腹中枢の異常による過食と高度肥満を呈する。
医学部生・医療系学生による編集チーム。CBT・国家試験対策・学習効率化に関する実体験と医学教育知見に基づいた情報を発信。
都内私立大学医学部卒業。現在は都内基幹病院にて初期研修中。学生時代はCBT・国試対策に注力し、学習法に関する情報発信にも関心を持つ。