【2026年完全版】PT・OT・STの違い|進学前と入学後に見るべきポイントをリハ学生向けに解説


理学療法士・作業療法士国家試験に合格するための勉強法を、合格率・合格基準・出題基準・過去問・模試・直前期まで体系的に解説。PT・OT学生向けの完全ロードマップです。
理学療法士・作業療法士国家試験の合格率と難易度を最新データで解説。第61回の合格率、合格基準、新卒と既卒の違い、難しいと感じる理由、合格戦略を整理します。
ST学生向けに実習レポートの書き方を解説。失語・構音・高次脳機能・嚥下の評価結果を、症例理解、訓練計画、生活上の支援につなげる手順を整理します。
PT・OT・STの違いを、仕事内容、対象、実習、勉強内容、就職先、向いている人の観点から解説。進学前の高校生・入学後に迷うリハ学生向けのキャリア整理ガイドです。
PT・OT・STは、すべてリハビリテーションに関わる専門職です。けれど、見ている対象、評価の視点、支援のゴールはかなり違います。
進学前に「なんとなくリハビリがしたい」と思って選ぶ人もいます。入学後に「自分は本当にこの職種でよかったのか」と迷う人もいます。この記事では、PT・OT・STの違いを、仕事内容、勉強、実習、就職先、向いている人の観点から整理します。
職種 | 主な視点 | 代表的な対象 | ゴールの例 |
|---|---|---|---|
PT | 基本動作・運動機能 | 歩行、立ち上がり、筋力、関節可動域 | 歩ける、立てる、移動できる |
OT | 作業・生活・社会参加 | ADL、IADL、精神、発達、高齢期 | 生活行為ができる、役割を取り戻す |
ST | 話す・聞く・食べる | 失語、構音、嚥下、高次脳機能 | 伝えられる、食べられる、理解できる |
理学療法士は、病気やけがなどで身体に障害がある人や障害が予測される人に対して、基本動作能力の回復・維持、悪化予防を支援する専門職です。日本理学療法士協会
PTの中心は、座る、立つ、歩く、移動するなどの基本動作です。運動学、解剖学、生理学、評価学、歩行分析が好きな人は、PTとの相性がよい可能性があります。
作業療法は、日常生活活動、家事、仕事、趣味、対人交流、休養などの「作業」に焦点を当てます。日本作業療法士協会
OTは、身体だけでなく、精神、発達、高齢期、環境、本人の価値観まで含めて生活を支えます。ADL、生活行為、精神科、発達、小児、認知症、地域支援に興味がある人は、OTとの相性がよい可能性があります。
言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションの問題に専門的サービスを提供し、摂食・嚥下の問題にも対応します。日本言語聴覚士協会
STは、失語症、構音障害、聴覚障害、言語発達、嚥下障害、高次脳機能障害などを扱います。言語、認知、嚥下、コミュニケーション支援に関心がある人は、STとの相性がよい可能性があります。
解剖学
生理学
運動学
評価学
神経・整形・内部障害
歩行分析
作業療法評価学
作業分析
ADL/IADL
精神障害
発達障害
高齢期障害
地域作業療法
言語発達
失語症
高次脳機能障害
聴覚障害
構音障害
摂食嚥下障害
PT実習では、評価結果が動作にどう影響しているかを見ます。
OT実習では、動作だけでなく生活・作業・役割・環境を見ます。
ST実習では、評価結果がコミュニケーションや食事場面にどう影響しているかを見ます。
詳しい実習レポートの書き方は、以下で整理しています。
PT実習レポートの書き方
OT実習レポートの書き方
ST実習レポートの書き方
リハ職の就職先は病院だけではありません。訪問、介護施設、福祉施設、教育、企業、行政などにも広がっています。
作業療法士については、日本作業療法士協会が会員統計資料を公開しています。日本作業療法士協会 会員統計
言語聴覚士については、日本言語聴覚士協会が勤務先施設種類別の割合を公開しており、医療、医療/介護、介護、福祉、学校養成所などに分布しています。日本言語聴覚士協会 会員動向
身体運動や動作分析が好き
歩行や姿勢を見るのが面白い
運動学・解剖学を深めたい
急性期やスポーツ、整形に興味がある
生活そのものに関心がある
精神・発達・高齢期に興味がある
本人の価値観を大切にしたい
環境調整や支援の工夫が好き
言語、認知、コミュニケーションに興味がある
嚥下や食べる支援に関心がある
検査結果を丁寧に読み解きたい
小児から高齢者まで幅広く関わりたい
入学後に迷うことは珍しくありません。職種理解は、授業だけではなく、実習、見学、先輩の話、就職先の情報で深まります。
迷ったときは、「職種名」ではなく、次の問いで考えてください。
どんな対象者に関わりたいか
何を支援したいか
病院か地域か
急性期か生活期か
身体機能か生活行為かコミュニケーションか
卒業後どんな働き方をしたいか
PT・OT・STは、同じリハビリ職でも見ている世界が違います。
PTは動作、OTは作業と生活、STはコミュニケーションと嚥下を中心に見ます。
進路に迷ったときは、「どの職種が有名か」ではなく、「自分が何を支援したいか」で考えることが重要です。
進路や勉強内容を整理したいときはアスクレピア、今後の学習・実習・就活計画を立てたいときはマネージャルを活用してください。
地域や年度で変わるため一概には言えません。病院、介護、訪問、福祉、教育など、職種ごとの就職先の広がりを見て判断しましょう。
まずは実習や見学で実際の仕事を見てください。授業だけで判断すると職種の一部しか見えません。
違います。PTは運動・動作、OTは作業・生活、STは言語・嚥下・認知の理解が重くなりやすいです。
Medulava の学習コンテンツとして、理解しやすさと再現性を意識して執筆しています。
この記事で理解した内容を、そのまま次の学習アクションへつなげられます。
リハ学生向けに、バイト選びの現実的な基準を解説。PT・OT・STの授業、実習、国家試験対策と両立しやすい働き方、避けたいバイト、実習前に減らすタイミングを整理します。