低K血症のアセスメント|喪失・細胞内移動・Mgを比較する

低K血症の原因を、消化管・腎からの喪失と細胞内移動へ分けます。尿中K、酸塩基、Mg、利尿薬を組み合わせ、補充後も改善しない理由を整理します。
血清Kが低い場合、体からKを失ったのか、細胞内へ移動したのかを考えます。摂取量の低下も関わりますが、原因を食事不足に決めず、消化管、腎、薬剤、Mgや酸塩基を調べます。成人を中心に、検査と生理をつなげる読み方を整理します。
筋力と呼吸・心電図を確認する
低K血症では脱力、筋症状、腸管運動の低下、不整脈などが起こり得ます。血清Kの低さに加え、変化の速さ、心疾患、薬剤、Mg、腎機能を確認します。強い脱力、呼吸しにくさ、失神、心電図の異常などがあれば、速やかな評価と対応が必要です。
心電図ではT波の平低化、ST変化、U波などが見られる場合があります。ただし、典型的な所見がないことを理由に影響を否定しません。意識や呼吸の異常がある場合は、家庭でも救急対応を優先します。数値と心電図の一方だけで、緊急性を判定しないことが重要です。