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帯状疱疹後神経痛は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)による帯状疱疹の皮疹が治癒した後も、3ヶ月以上にわたって持続する難治性の神経痛。高齢者に多く、焼けるような痛みや電撃痛を特徴とする。
持続する焼けるような痛み(灼熱痛)、刺すような痛み、電撃痛。
アロディニア(異痛症:服が擦れるなどの通常痛くない刺激を激痛として感じる)。
感覚鈍麻と痛覚過敏の混在。
問診:帯状疱疹の既往(皮疹が治癒してから1〜3ヶ月以上経過しても痛みが持続していること)。
※急性期の帯状疱疹の治療が遅れたり、不十分であったりした高齢者で発症リスクが高い。
薬物療法(第一選択):神経障害性疼痛治療薬(『プレガバリン』、『ミロガバリン』)。
補助的薬物療法:抗うつ薬(アミトリプチリン、デュロキセチン)、抗てんかん薬、トラマドールなどのオピオイド系鎮痛薬。
神経ブロック:硬膜外ブロック、星状神経節ブロックなど。
予防:50歳以上に対する『水痘・帯状疱疹ワクチン』の接種が極めて有効。
病態
帯状疱疹の急性期におけるウイルスの増殖と強い炎症により、末梢神経や知覚神経節が不可逆的な損傷(脱髄や神経細胞の変性)を受けることで生じる神経障害性疼痛である。
試験・臨床での重要ポイント
帯状疱疹の急性期の痛み(炎症による痛み)にはNSAIDsが効くが、皮疹が治った後に残るPHN(神経が壊れたことによる痛み)には『NSAIDsは無効』であるのが臨床上の最大のポイント。
痛みの性質は、ピリピリ・ジンジンする痛みや、軽く触れただけで激痛が走る『アロディニア(異痛症)』が特徴。
治療には、神経の過剰興奮を抑えるプレガバリンやミロガバリン、抗うつ薬(三環系、SNRI)などが用いられる。
覚え方・コツ
「PHNは『帯状疱疹で焼け野原になった神経のコードから漏れる漏電の痛み』!水ぶくれ(皮疹)は治ったのに、神経が傷ついたせいでずっと痛い。お年寄りに多い。普通の痛み止め(ロキソニンなど)は全く効かないから、神経の痛みに特化した薬(プレガバリン:リリカ)や、抗うつ薬を使って痛みの信号をブロックしろ!」
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晩発性皮膚ポルフィリン症は、ヘム生合成経路の酵素異常により、光過敏性物質であるポルフィリンが体内に蓄積する代謝疾患。C型肝炎や多量飲酒を背景に中高年で発症し、日光露光部(手背や顔面)の水疱・びらんや、尿の赤色化を特徴とする。
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