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統合失調症は、思春期から青年期に発症し、幻覚・妄想などの陽性症状と、感情鈍麻・意欲低下などの陰性症状を呈する精神疾患である。CBTや国試では、ドパミン過剰による幻聴や連合弛緩、および非定型抗精神病薬による治療と副作用(悪性症候群、錐体外路症状)が超頻出である。
【陽性症状】幻覚(幻聴が最多)、妄想(被害妄想、関係妄想)、思考障害(連合弛緩、滅裂思考)、自我障害(思考伝播、させられ体験)。
【陰性症状】感情鈍麻、思考の貧困、意欲低下、自閉(社会的引きこもり)。
【認知機能障害】注意力・記憶力・実行機能の低下。
初期評価
幻聴や妄想などの精神病症状の存在と、生活機能の低下から疑う。発症から6ヶ月以上経過していることが診断基準(DSM-5)の一つ。
鑑別
器質性精神障害(脳炎、脳腫瘍など)、物質誘発性精神障害(覚醒剤中毒などによる幻覚妄想:フラッシュバック)、双極性障害(躁状態での誇大妄想)、うつ病(微小妄想)。
治療
「非定型抗精神病薬(リスペリドン、オランザピン、アリピプラゾールなど)」の内服が第一選択(定型抗精神病薬に比べ、陰性症状にも効果があり錐体外路症状が少ない)。服薬アドヒアランス低下例には持効性注射製剤(LAI)を用いる。並行して、心理教育やSST(生活技能訓練)、作業療法などの精神科リハビリテーションを行い社会復帰を目指す。
病態
脳内のドパミン神経系(中脳辺縁系)の過剰活動により「陽性症状」が、中脳皮質系の機能低下により「陰性症状」が生じるとされる(ドパミン仮説)。
試験での重要ポイント
「10〜20代」での発症が多い。急性期の『陽性症状』として「自分の悪口が聞こえる(幻聴)」「誰かに監視されている(注察妄想)」「考えがまとまらない(連合弛緩、滅裂思考)」が定番。慢性期には『陰性症状』として「喜怒哀楽が乏しい(感情鈍麻)」「引きこもる(意欲低下・自閉)」が目立つようになる。治療の主軸はドパミン受容体を遮断する『抗精神病薬(特に非定型抗精神病薬)』。副作用としての『悪性症候群(高熱、筋強剛、CPK上昇)』や『錐体外路症状(パーキンソニズム、ジストニア)』の対応も頻出。
覚え方・コツ
「統合失調症は10〜20代のドパミン過剰!急性期は幻聴(悪口)・妄想・連合弛緩(話が飛ぶ)の陽性症状。慢性期は感情が無くなり引きこもる(陰性症状)。薬(非定型抗精神病薬)でドパミンをブロック!高熱(悪性症候群)が出たら薬を中止してダントロレン!」
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