血液から微生物を培養し、血流感染の診断や感受性に基づく治療に役立てる検査です。採取条件が結果に影響します。
その他
通常は微生物が検出されない陰性です。ただし陰性は感染症全体を否定する結果ではありません。抗菌薬投与、採血量、感染部位、菌の性質などの影響を確認します。
血流感染が疑われる状況で原因微生物を調べ、抗菌薬の選択や感染源の評価につなげます。すべての発熱で無条件に採取する検査ではなく、病態と検査前の可能性を考えます。
成人では通常複数セットを採り、ボトル数とセット数を区別します。可能なら抗菌薬前に適切な量を採取しますが、重症感染症の必要な治療を長時間遅らせません。皮膚常在菌が1セットだけで陽性なら混入を検討しますが、人工物やカテーテル、免疫抑制などの背景では真の感染もあります。菌名、陽性セット、採取部位、時間、全身状態を合わせます。
採血部位・時刻・量・セット数、先行抗菌薬を記録します。陽性化時間は補助情報で、早い・遅いだけで感染と汚染を決定しません。原因菌が分かった後は、感染巣と感受性、患者の反応から治療を再評価します。関連:血液培養の読み方。
参考資料 CDC「Collect Adult Blood Culture Sets」2026年3月更新 CDC「Primary Measure: Blood Culture Contamination Rate」 厚生労働省「抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・入院編」2026年1月
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