一般名を中心に、作用機序・適応・禁忌・副作用・相互作用を整理する薬の図鑑です。
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アズトレオナムはモノバクタム系抗菌薬で、好気性Gram陰性桿菌に選択的に作用する。βラクタム系過敏症患者で代替薬となることがある。
更新: 2026年7月17日
詳しく見る→アスピリンはシクロオキシゲナーゼを不可逆的にアセチル化するNSAIDsである。低用量では抗血小板薬として心筋梗塞・脳梗塞の再発予防に用いられる。
アセトアミノフェンは解熱・鎮痛作用を持ち、末梢抗炎症作用が弱い非オピオイド鎮痛薬である。小児や高齢者にも広く用いられるが、過量時の肝障害に注意する。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→アテノロールは親水性のβ1選択的遮断薬で、心拍数、心収縮力、レニン分泌を低下させる。高血圧、狭心症、頻脈性不整脈に用いられる。
アドレナリンはα1、α2、β1、β2受容体を刺激するカテコールアミンである。アナフィラキシーや心停止の救命処置、局所麻酔薬の作用延長などに用いられる。
アトロピンはムスカリン受容体を競合的に遮断する抗コリン薬である。症候性徐脈、有機リン中毒、麻酔前投薬、散瞳・調節麻痺などに用いられる。
アモキシシリンは経口吸収に優れたアミノペニシリン系抗菌薬である。肺炎球菌感染症、溶血性レンサ球菌感染症、Helicobacter pylori除菌などで頻用される。
アンピシリンはアミノペニシリン系抗菌薬で、Listeria monocytogenesやEnterococcus属に対する活性が国家試験で重要である。重症感染症では主に静脈内投与される。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→イソプロテレノールはβ1・β2受容体を刺激し、心拍数増加と気管支・血管平滑筋弛緩を起こす非選択的β作動薬である。高度徐脈や房室ブロックの一時的治療に用いられる。
イミペネムは広域カルバペネム系抗菌薬で、腎での分解を防ぐシラスタチンとの配合剤として使用される。重症複数菌感染症や緑膿菌感染症に用いられる。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→インドメタシンは強力なCOX阻害作用を持つNSAIDsである。関節炎や急性炎症に用いられるほか、注射剤は未熟児動脈管開存症の閉鎖に用いられる。
エドロホニウムは作用発現が速く持続が極めて短い可逆的コリンエステラーゼ阻害薬である。神経筋接合部のアセチルコリン作用を一過性に増強する。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→オキシブチニンはムスカリン受容体遮断作用により膀胱排尿筋の不随意収縮を抑える。過活動膀胱や神経因性膀胱に伴う尿意切迫・頻尿・尿失禁に用いられる。
オランザピンはD2受容体と5-HT2A受容体を遮断する非定型抗精神病薬である。統合失調症や双極性障害に有効だが、体重増加、糖尿病、脂質異常など代謝系副作用が強い。
カプトプリルは作用時間が比較的短いACE阻害薬で、スルフヒドリル基を持つ。高血圧や心不全に用いられ、空咳、高K血症に加えて味覚障害や皮疹が特徴となる。
カルバマゼピンは電位依存性Naチャネルを遮断する抗てんかん薬である。焦点発作、三叉神経痛、双極性障害に用いられ、自己誘導と多くの薬物相互作用が特徴である。
カルビドパは末梢性芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素阻害薬である。レボドパの末梢代謝を抑え、脳内移行量を増やしながら末梢性副作用を軽減する。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→クロニジンは中枢性α2受容体作動薬で、交感神経活動とノルアドレナリン放出を抑制する。血圧と心拍数を低下させ、高血圧症などに用いられる。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→ケタミンはNMDA受容体を非競合的に遮断し、解離性麻酔と強い鎮痛をもたらす静脈麻酔薬である。自発呼吸と循環を比較的保つが、血圧上昇、流涎、覚醒時反応に注意する。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→ジアゼパムは長時間作用型のベンゾジアゼピン系薬で、抗不安、鎮静、抗けいれん、筋弛緩作用を示す。神経症、筋痙攣、てんかん重積状態、アルコール離脱症候群などに用いられる。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→ジスチグミンは作用持続が長い可逆的コリンエステラーゼ阻害薬である。膀胱排尿筋の収縮を増強し、低緊張性膀胱に伴う排尿困難などに用いられる。
更新: 2026年7月17日
詳しく見る→スガマデクスはロクロニウムまたはベクロニウムを血中で包接する筋弛緩回復薬である。深い非脱分極性筋弛緩からも迅速な回復を可能にする。
更新: 2026年7月17日
詳しく見る→スキサメトニウムは筋型ニコチン受容体を持続的に刺激する脱分極性筋弛緩薬である。作用発現が極めて速く、迅速導入時の気管挿管などに用いられる。
スコポラミンは中枢移行性の高いムスカリン受容体遮断薬である。前庭系から嘔吐中枢へのコリン作動性伝達を抑え、乗物酔いに伴う悪心・嘔吐を軽減する。
セファゾリンは第1世代セフェム系抗菌薬で、MSSAと連鎖球菌に強い活性を持つ。手術部位感染予防やMSSA菌血症で国家試験・臨床ともに重要である。
セフェピムは第4世代セフェム系抗菌薬で、緑膿菌を含むGram陰性桿菌とMSSAを広くカバーする。発熱性好中球減少症や院内感染で重要である。
セフトリアキソンは第3世代セフェム系抗菌薬で、髄液移行性と長い半減期を持つ。細菌性髄膜炎、市中肺炎、淋菌感染症などで重要である。
セフメタゾールはセファマイシン系抗菌薬で、腸内細菌科と嫌気性菌に活性を持つ。腹腔内感染症、胆道感染症、骨盤内感染症などで用いられる。
更新: 2026年7月17日
詳しく見る→デスフルランは血液への溶解度が極めて低く、麻酔深度の変更と覚醒が非常に速い吸入麻酔薬である。気道刺激性が強く、吸入導入には適さない。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→ドパミンは投与量に応じてD1、β1、α1受容体への作用が変化するカテコールアミンである。急性循環不全の昇圧・強心に用いられるが、頻脈性不整脈を起こしやすい。
ドブタミンはβ1作用を主体とする合成カテコールアミンで、心拍出量を増加させる強心薬である。急性心不全や心原性ショックで、低心拍出量の改善を目的に静脈内投与する。
ナロキソンはオピオイド受容体を競合的に遮断する拮抗薬である。オピオイドによる呼吸抑制と覚醒遅延を速やかに改善するが、作用時間が短く再鎮静に注意する。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→ニカルジピンは血管選択性の高いジヒドロピリジン系Ca拮抗薬である。経口では高血圧、静注では高血圧緊急症や周術期の血圧管理に用いられる。
ニトログリセリンは体内でNOを放出し、cGMPを増加させる硝酸薬である。静脈拡張による前負荷軽減と冠動脈拡張により、狭心症発作や急性心不全を改善する。
ニフェジピンは血管選択性の高いジヒドロピリジン系Ca拮抗薬である。高血圧と狭心症に用いられるが、短時間作用製剤の急速な降圧や反射性頻脈に注意する。
ネオスチグミンは末梢性の可逆的コリンエステラーゼ阻害薬である。神経筋接合部のアセチルコリンを増加させ、非脱分極性筋弛緩薬の拮抗や重症筋無力症に用いられる。
更新: 2026年7月12日
詳しく見る→ノルアドレナリンは強いα1作用とβ1作用をもつ昇圧薬である。末梢血管抵抗を増加させ、敗血症性ショックなどの血管拡張性ショックで第一選択の昇圧薬として用いられる。
バルプロ酸はNaチャネル抑制とGABA作用増強など複数の機序を持つ広域抗てんかん薬である。全般発作、焦点発作、双極性障害、片頭痛予防に用いられる。
ハロペリドールは強力なドパミンD2受容体遮断作用を持つ定型抗精神病薬である。統合失調症、躁状態、せん妄に伴う強い興奮などに用いられる。
パンクロニウムは長時間作用型の非脱分極性筋弛緩薬である。筋型ニコチン受容体を競合的に遮断するが、国内では製造販売が終了している。
更新: 2026年7月17日
詳しく見る→ビソプロロールはβ1選択性の高いβ遮断薬である。高血圧、狭心症、頻脈性心房細動に加え、慢性心不全の予後改善を目的に少量から漸増して用いられる。
ピリドスチグミンは末梢性の可逆的コリンエステラーゼ阻害薬である。作用持続が比較的長く、重症筋無力症の症状を持続的に改善する第一選択薬として用いられる。
更新: 2026年7月17日
詳しく見る→ピロカルピンはムスカリン受容体を直接刺激する副交感神経作動薬である。縮瞳と房水流出促進、唾液分泌増加を起こし、緑内障や口腔乾燥症に用いられる。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→フェニトインは電位依存性Naチャネルの不活性化を延長する抗てんかん薬である。焦点発作や強直間代発作に用いられ、飽和代謝による非線形薬物動態を示す。
フェニレフリンは選択的α1受容体作動薬で、末梢血管収縮により血圧を上昇させる。麻酔時の低血圧治療や、点眼による散瞳などに用いられる。
フェノバルビタールはGABAA受容体を介する抑制を増強する長時間作用型バルビツール酸系抗てんかん薬である。強直間代発作や新生児けいれんに用いられる。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→フェンタニルはμオピオイド受容体を刺激する高力価の合成オピオイド鎮痛薬である。麻酔時の鎮痛や強い持続痛に用いられ、呼吸抑制と貼付剤の誤使用に注意する。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→フェントラミンはα1・α2受容体を競合的に遮断する短時間作用型の非選択的α遮断薬である。褐色細胞腫に伴う高血圧やカテコールアミン過剰時の血圧管理に用いられる。
プラミペキソールは非麦角系のドパミンD2受容体系作動薬である。Parkinson病と中等度以上の特発性レストレスレッグス症候群に用いられる。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→プロプラノロールはβ1・β2受容体を遮断する非選択的β遮断薬である。頻脈性不整脈、高血圧、狭心症、片頭痛予防、甲状腺中毒症などに用いられる。
プロポフォールは作用発現と覚醒が速い静脈麻酔薬で、全身麻酔の導入・維持や集中治療での鎮静に用いられる。鎮痛作用は乏しく、低血圧、呼吸抑制、プロポフォール注入症候群に注意する。
ベクロニウムはアミノステロイド型の非脱分極性筋弛緩薬である。循環器作用が比較的少なく、全身麻酔時の気管挿管や手術中の筋弛緩に用いられる。
更新: 2026年7月12日
詳しく見る→ペニシリンGは天然ペニシリン系抗菌薬で、細菌の細胞壁合成を阻害する時間依存性殺菌薬である。梅毒、髄膜炎菌感染症、感受性連鎖球菌感染症などで国家試験上重要となる。
更新: 2026年7月17日
詳しく見る→ベラパミルは心筋と房室結節への作用が強い非ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬である。発作性上室頻拍、心房細動の心拍数調節、狭心症に用いられる。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→ミダゾラムは作用発現が速い短時間作用型ベンゾジアゼピン系薬で、麻酔導入、処置時鎮静、集中治療で用いられる。鎮痛作用はなく、呼吸抑制と前向性健忘に注意する。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→メチルドパは中枢でα-メチルノルアドレナリンへ変換され、α2受容体を刺激する中枢性交感神経抑制薬である。妊娠高血圧症候群の降圧治療で使用経験が豊富である。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→メトプロロールはβ1選択的遮断薬で、心拍数、心収縮力、房室伝導を抑制する。高血圧、狭心症、頻脈性不整脈などの治療に用いられる。
メロペネムは広域カルバペネム系抗菌薬で、ESBL産生菌、嫌気性菌、緑膿菌を含む重症感染症に用いられる。耐性菌選択を避ける適正使用が重要である。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→モルヒネはμオピオイド受容体を刺激する強オピオイド鎮痛薬である。中等度から高度のがん疼痛や術後痛などに用いられ、呼吸抑制、便秘、悪心への予防と監視が不可欠である。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→ラメルテオンは視交叉上核のメラトニンMT1・MT2受容体を刺激する睡眠薬である。自然な睡眠覚醒リズムを調節し、依存や筋弛緩を起こしにくい。
更新: 2026年7月21日
詳しく見る→疾患・概念・薬・検査・症状徴候・病原体を横断して確認できます。