血液検査、画像検査、心電図、病理、身体診察などを、目的・基準値・解釈から学べる検査の図鑑です。
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75gのブドウ糖を経口投与して血糖推移を測定し、空腹時検査だけでは捉えにくい耐糖能異常を判定する負荷試験である。
心室壁の伸展や圧負荷に応じて分泌されるBNPを測定し、心不全の可能性、重症度、治療経過、予後を評価する。
心筋に比較的多いCK-MBを測定し、心筋壊死を評価する検査であるが、現在は高感度心筋トロポニンが中心となっている。
内因性インスリンと等モルで分泌されるCペプチドを測定し、インスリン治療中でも膵β細胞の残存分泌能を評価できる検査である。
炎症刺激により肝臓で産生される急性期蛋白を測定し、感染症や組織障害の活動性、治療反応を評価する検査である。
末梢組織から肝臓へコレステロールを回収するHDL中のコレステロール量を測定し、脂質異常症と動脈硬化リスクを評価する。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→末梢組織へコレステロールを運搬するLDL中のコレステロール量を測定し、粥状動脈硬化性疾患の主要な管理指標として用いる。
BNP前駆体から生じる不活性断片を測定し、心室負荷を反映する安定した心不全バイオマーカーとして使用する。
主に肝・胆道系に存在する膜結合酵素を測定し、胆汁うっ滞、アルコール摂取、薬剤による酵素誘導などを評価する検査である。
肝細胞、心筋、骨格筋などに存在する酵素を測定し、肝細胞障害や筋障害を評価するが、臓器特異性はALTより低い。
主に肝細胞に存在する酵素を測定し、肝細胞障害の有無と推移を評価する、ASTより肝臓への特異性が高い検査である。
胆管上皮や骨芽細胞などに由来する酵素活性を測定し、胆汁うっ滞と骨代謝亢進を中心に評価する検査である。
骨格筋、心筋、脳などに存在する酵素活性を測定し、筋細胞障害、横紋筋融解症、心筋障害などを評価する検査である。
主に肝臓で合成される血清コリンエステラーゼ活性を測定し、肝合成能、栄養状態、有機リン中毒などを評価する。
血中リポ蛋白に含まれるトリグリセリドを測定し、インスリン抵抗性、食事性脂質、動脈硬化や急性膵炎のリスクを評価する。
全身性細菌感染時に上昇しやすいプロカルシトニンを測定し、敗血症の補助診断や抗菌薬治療判断を支援する検査である。
血液全体に占める赤血球容積の割合を示し、貧血、赤血球増加、脱水や輸液による血液濃縮・希釈の評価に用いる。
血液中のヘモグロビン濃度を測定して酸素運搬能と貧血の有無を評価する、貧血診断の中心となる検査項目である。
ヘモグロビンの糖化割合を測定し、過去約1〜2か月を中心とした平均血糖状態と糖尿病治療効果を評価する。
全身の多くの組織に存在する細胞内酵素を測定し、溶血、組織壊死、肝障害、悪性腫瘍などの細胞障害を非特異的に評価する。
赤血球容積に対する平均ヘモグロビン濃度を示し、低色素性変化や球状赤血球、測定上の干渉を評価する赤血球指数である。
赤血球1個に含まれる平均ヘモグロビン量を示す赤血球指数で、MCVやMCHCとともに貧血の形態評価に用いる。
赤血球1個あたりの平均容積を示し、貧血を小球性、正球性、大球性に分類して原因検索の方向を決める指標である。
血清クレアチニン、年齢、性別などから糸球体濾過量を推算し、慢性腎臓病の重症度分類や薬物療法の参考にする。
末梢血を薄く塗抹して染色し、血球の形態、幼若細胞、異常細胞、血小板凝集などを顕微鏡で直接評価する検査である。
肝細胞で抱合された水溶性ビリルビンを主に反映し、肝細胞から胆汁への排泄障害や胆道閉塞の評価に用いる。
一定時間絶食後の血漿ブドウ糖濃度を測定し、基礎的な糖代謝状態と糖尿病型、空腹時血糖異常を判定する。
骨髄から放出された幼若赤血球を測定し、貧血に対する骨髄の造血反応が保たれているかを評価する検査である。
LDL、HDL、VLDLなど各リポ蛋白に含まれるコレステロールの総量を測定し、脂質代謝異常や栄養・内分泌疾患を評価する。
血中の直接型と間接型ビリルビンの総量を測定し、黄疸の有無と溶血、肝細胞障害、胆汁うっ滞の鑑別に用いる。
膵β細胞から分泌されるインスリン濃度を測定し、内因性分泌能、インスリン抵抗性、低血糖の原因を血糖値と対応させて評価する検査である。
蛋白質代謝で生じ、主に腎臓から排泄される尿素中の窒素量を測定し、腎機能、脱水、蛋白異化を評価する。
末梢血中の血小板数を測定し、出血傾向、血栓傾向、骨髄機能、血小板消費や破壊の程度を評価する基本検査である。
膵臓と唾液腺から分泌されるデンプン分解酵素を測定し、急性膵炎、唾液腺疾患、マクロアミラーゼ血症などを評価する。
肝臓で合成される主要血漿蛋白を測定し、肝合成能、栄養状態、腎・消化管からの蛋白喪失、炎症の影響を評価する。
細胞内の主要陽イオンであるカリウムの血中濃度を測定し、不整脈や筋力低下につながる電解質異常を評価する。
血清中の総カルシウム濃度を測定し、副甲状腺機能、骨代謝、ビタミンD作用、悪性腫瘍などを評価する。
筋肉由来のクレアチニン濃度を測定し、糸球体濾過機能を推定する基本検査で、eGFR算出にも使用される。
細胞外液の主要陽イオンであるナトリウム濃度を測定し、主に体内の水分量と浸透圧調節異常を評価する。
神経筋興奮、心筋電気活動、酵素反応に関与するマグネシウムを測定し、電解質異常や不整脈を評価する。
主に膵臓から分泌される脂肪分解酵素を測定し、急性膵炎をアミラーゼより膵特異性の高い指標として評価する。
末梢血中の赤血球、白血球、血小板と赤血球指数を同時に評価する基本検査で、貧血、感染症、血液疾患、出血傾向の初期評価に用いる。
採血時点の血液中ブドウ糖濃度を測定し、糖尿病、低血糖、急性代謝異常の診断と治療経過の評価に用いる。
低アルブミン血症による総カルシウムの見かけ上の低下を補正し、実際のカルシウム状態を推定する計算値である。
一定量の末梢血に含まれる赤血球数を測定し、貧血や赤血球増加症を評価するが、ヘモグロビンや赤血球指数と併せて解釈する。
抗凝固血を静置した際の赤血球沈降距離を測定し、血漿蛋白変化を介して慢性炎症や免疫疾患の活動性を評価する検査である。
総ビリルビンから直接ビリルビンを差し引いて求め、ヘム分解の亢進や肝細胞での抱合障害を評価する。
更新: 2026年7月14日
詳しく見る→疾患・概念・薬・検査・症状徴候・病原体を横断して確認できます。