血中の直接型と間接型ビリルビンの総量を測定し、黄疸の有無と溶血、肝細胞障害、胆汁うっ滞の鑑別に用いる。
血液検査
成人では概ね0.4〜1.5 mg/dLが代表的な基準範囲であるが、測定法、施設、採血条件によって異なる。新生児では成人と大きく異なるため年齢別基準を用いる。
血清中の直接ビリルビンと間接ビリルビンを合わせた総量を測定し、黄疸、溶血、肝細胞障害、胆道閉塞の初期評価を行う。異常時は分画と肝胆道系酵素を確認する。
高値では直接型優位か間接型優位かを確認する。間接型優位は溶血、無効造血、Gilbert症候群など、直接型優位は肝細胞障害、胆汁うっ滞、胆道閉塞などを考える。空腹、体調、薬剤、検体の光曝露も値に影響し得る。
総ビリルビン高値では分画を確認して黄疸を分類する。溶血では間接ビリルビン、LDH、網赤血球が上昇し、ハプトグロビンが低下する。胆道閉塞では直接ビリルビン、ALP、γ-GTPが上昇しやすい。重症度や肝予備能は総ビリルビン単独では判断しない。
医学部生・医療系学生による編集チーム。CBT・国家試験対策・学習効率化に関する実体験と医学教育知見に基づいた情報を発信。
都内私立大学医学部卒業。現在は都内基幹病院にて初期研修中。学生時代はCBT・国試対策に注力し、学習法に関する情報発信にも関心を持つ。