炎症刺激により肝臓で産生される急性期蛋白を測定し、感染症や組織障害の活動性、治療反応を評価する検査である。
血液検査
血清または血漿中のC反応性蛋白を測定し、感染症、自己免疫疾患、悪性腫瘍、組織壊死などに伴う炎症の存在と推移を評価する。疾患特異的な確定診断検査ではなく、経時変化が治療反応判定に有用である。
一般的なCRPでは0.3 mg/dL未満を基準とする施設が多いが、測定法と施設で異なる。高感度CRPは別の測定目的と範囲を持つため区別する。
高値は細菌感染、炎症性疾患、組織壊死、術後、悪性腫瘍などでみられるが原因は特定できない。発症直後は上昇前のことがあり、肝不全では炎症があっても反応が弱い場合がある。臨床経過、白血球、培養、画像、プロカルシトニンなどを組み合わせる。
CRPは急性期蛋白で肝臓から産生される。細菌感染で上昇しやすいが、感染症に特異的ではない。発症直後は正常でも否定できず、単回値より経時変化が重要である。SLE活動期では強い炎症の割に上昇が軽いことがある。確定診断には病原体検査や画像検査が必要である。
医学部生・医療系学生による編集チーム。CBT・国家試験対策・学習効率化に関する実体験と医学教育知見に基づいた情報を発信。
都内私立大学医学部卒業。現在は都内基幹病院にて初期研修中。学生時代はCBT・国試対策に注力し、学習法に関する情報発信にも関心を持つ。