75gのブドウ糖を経口投与して血糖推移を測定し、空腹時検査だけでは捉えにくい耐糖能異常を判定する負荷試験である。
血液検査
早朝空腹時に75gブドウ糖液を経口投与し、負荷前および通常は負荷2時間後の血漿血糖を測定する。糖尿病型、正常型、境界型を判定し、食後高血糖や耐糖能異常を検出する。
非妊娠成人では、空腹時血糖110 mg/dL未満かつ2時間値140 mg/dL未満が正常型、空腹時126 mg/dL以上または2時間値200 mg/dL以上が糖尿病型で、そのいずれにも該当しない場合は境界型と判定する。([日本デザイン学会][4])
2時間値140〜199 mg/dLは耐糖能異常を示す。検査前3日間は十分な炭水化物を摂取し、10時間以上絶食して実施する。検査中は飲食、喫煙、運動を避ける。感染、手術直後、急性疾患、薬剤影響がある場合は結果が一過性に悪化し得る。
正常型、境界型、糖尿病型の判定値を区別する。空腹時が正常でも2時間値だけ高い耐糖能異常がある。すでに明らかな高血糖や糖尿病症状がある場合は、負荷により状態を悪化させるため通常は実施しない。妊娠糖尿病には非妊娠時と異なる判定基準を用いる。
医学部生・医療系学生による編集チーム。CBT・国家試験対策・学習効率化に関する実体験と医学教育知見に基づいた情報を発信。
都内私立大学医学部卒業。現在は都内基幹病院にて初期研修中。学生時代はCBT・国試対策に注力し、学習法に関する情報発信にも関心を持つ。