血清中の総カルシウム濃度を測定し、副甲状腺機能、骨代謝、ビタミンD作用、悪性腫瘍などを評価する。
血液検査
成人では概ね8.8〜10.1 mg/dLが代表的な基準範囲である。アルブミン濃度、施設、測定法で異なり、低アルブミン血症では総Caが低く見える。
血清中の蛋白結合型とイオン化型を合わせた総Ca濃度を測定し、副甲状腺機能、骨代謝、腎機能、ビタミンD作用、悪性腫瘍関連高Ca血症を評価する。
高値は原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍、ビタミンD過剰、肉芽腫性疾患などでみられる。低値は副甲状腺機能低下、ビタミンD欠乏、慢性腎臓病、低Mg血症などを考える。アルブミン異常時は補正Caまたはイオン化Caを確認する。
総Caの約半分はアルブミンなどに結合している。低アルブミン血症では見かけ上低値となるため補正Caを用いる。高Ca血症ではまずPTHを測定し、PTH依存性か非依存性かを分ける。低Ca血症ではP、Mg、PTH、ビタミンD、腎機能を確認する。
医学部生・医療系学生による編集チーム。CBT・国家試験対策・学習効率化に関する実体験と医学教育知見に基づいた情報を発信。
都内私立大学医学部卒業。現在は都内基幹病院にて初期研修中。学生時代はCBT・国試対策に注力し、学習法に関する情報発信にも関心を持つ。