筋肉由来のクレアチニン濃度を測定し、糸球体濾過機能を推定する基本検査で、eGFR算出にも使用される。
血液検査
成人の代表的な共用基準範囲は男性約0.65〜1.07 mg/dL、女性約0.46〜0.79 mg/dLである。筋肉量、年齢、性別、食事、測定法で異なる。
血清中のクレアチニン濃度を測定し、糸球体濾過機能を評価する。年齢と性別を組み合わせてeGFRを算出し、急性腎障害、慢性腎臓病、薬剤投与量調整に用いる。
高値はGFR低下を示唆するが、筋肉量、肉摂取、脱水、薬剤による尿細管分泌阻害でも変化する。筋肉量の少ない高齢者、切断患者、長期臥床者では腎機能低下があっても低値となり得る。急性腎障害では変化が腎機能低下に遅れて現れる。
クレアチニンは筋肉量の影響を受けるため、同じ値でも高齢者と筋肉質の若年者では腎機能が異なる。トリメトプリムやシメチジンは尿細管分泌を阻害して上昇させ得る。腎機能は単独値ではなくeGFR、尿所見、経時変化で評価する。
医学部生・医療系学生による編集チーム。CBT・国家試験対策・学習効率化に関する実体験と医学教育知見に基づいた情報を発信。
都内私立大学医学部卒業。現在は都内基幹病院にて初期研修中。学生時代はCBT・国試対策に注力し、学習法に関する情報発信にも関心を持つ。