赤血球容積に対する平均ヘモグロビン濃度を示し、低色素性変化や球状赤血球、測定上の干渉を評価する赤血球指数である。
血液検査
成人では概ね31〜36 g/dLが代表的な目安である。施設、測定機器、計算法で異なる。
ヘモグロビン濃度をヘマトクリットで除して、赤血球容積あたりの平均ヘモグロビン濃度を算出する。低色素性貧血の評価や、球状赤血球症、測定干渉の検出に役立つ。
低値は鉄欠乏性貧血、サラセミアなどの低色素性貧血でみられる。真の高値は遺伝性球状赤血球症などでみられるが、著明高値では寒冷凝集、溶血、高脂血症などによる測定誤差を疑う。末梢血塗抹標本や再採血で確認する。
MCHCは赤血球容積あたりのヘモグロビン濃度で、単位はg/dLである。低値は低色素性貧血を示唆する。高値は球状赤血球症でみられるが、極端な高値は寒冷凝集や検体干渉を考える。MCHとの定義と単位の違いを区別する。
医学部生・医療系学生による編集チーム。CBT・国家試験対策・学習効率化に関する実体験と医学教育知見に基づいた情報を発信。
都内私立大学医学部卒業。現在は都内基幹病院にて初期研修中。学生時代はCBT・国試対策に注力し、学習法に関する情報発信にも関心を持つ。