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疾患検索: 「症候」
ビタミンB1(チアミン)の欠乏により、糖代謝が障害されてATPが産生できなくなり、末梢神経障害や心不全、中枢神経障害をきたす疾患。心不全を伴う「湿性脚気」、末梢神経障害主体の「乾性脚気」、そしてアルコール依存症等に合併する中枢神経障害「Wernicke(ウェルニッケ)脳症」が有名。
更新: 2026年5月31日
詳しく見る→馬尾症候群は、脊髄下端(脊髄円錐)より下位の腰仙髄神経根の束(馬尾)が圧迫されることによって生じる神経症状の総称である。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因となり、サドル状感覚障害、膀胱直腸障害(尿閉など)、両下肢の弛緩性麻痺などを呈する。不可逆的な神経障害を防ぐため、一刻も早い緊急外科的減圧術が必要となる「Red Flag(見逃してはならない危険なサイン)」である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→ウェルニッケ脳症は、ビタミンB1(チアミン)の欠乏により発症する急性の脳症。眼球運動障害、運動失調、意識障害の三徴が特徴であり、アルコール依存症や低栄養患者に好発する。不可逆的なコルサコフ症候群への移行を防ぐため、糖液投与前のビタミンB1補充が絶対原則である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→コルサコフ症候群は、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によるウェルニッケ脳症が慢性化し、不可逆的な器質的記憶障害を残した状態である。「記銘力障害」と、失われた記憶を無意識の作り話で埋める「作話」が特徴的な認知症症候群である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→前脊髄動脈症候群は、前脊髄動脈の血流障害により脊髄の前方2/3が虚血となる疾患である。大動脈解離や大動脈瘤手術に合併することが多く、深部感覚は保たれる一方で、運動麻痺と温痛覚障害をきたす「解離性感覚障害」が特徴である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→MLF症候群(内側縦束症候群)は、脳幹の内側縦束(MLF)の障害により、側方注視時に患側の眼球が内転できず、健側の外転眼に解離性眼振が生じる眼球運動障害である。輻輳(寄り目)は保たれるのが特徴である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→多発性硬化症は、中枢神経系(脳、脊髄、視神経)の白質に多発性の脱髄斑が生じる自己免疫疾患である。「空間的・時間的多発(様々な部位の症状が再発と寛解を繰り返す)」を特徴とし、ウートフ徴候や髄液のオリゴクローナルバンド陽性が国試で頻出である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→ラムゼイ・ハント症候群は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化により、顔面神経と内耳神経が障害される疾患。「耳介の帯状疱疹(水疱)」「顔面神経麻痺」「内耳神経症状(難聴・めまい)」の三徴が特徴である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→Brown-Séquard症候群は、外傷や腫瘍などにより脊髄の半側(右半分または左半分)が障害されることで生じる症候群である。障害側の運動麻痺・深部感覚障害と、対側の温痛覚障害を呈する「解離性感覚障害」が特徴であり、神経内科・整形外科領域で超頻出である。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→手根管症候群は、手関節の手根管内で正中神経が絞扼される、最も頻度の高い末梢神経障害である。母指〜環指橈側のしびれ、夜間痛、Tinel様サイン、Phalenテスト陽性、進行例での猿手(母指球筋萎縮)が国試で超頻出の重要疾患である。
更新: 2026年4月23日
詳しく見る→ホルネル症候群は、交感神経路(視床下部から眼球に至る経路)の障害により、片側の縮瞳、眼瞼下垂、眼球陥凹、無汗症をきたす神経症候群である。ワレンベルグ症候群やパンコースト腫瘍の合併症として、画像や病歴から原因部位を推測させる問題が国試で超頻出である。
更新: 2026年4月23日
詳しく見る→円回内筋症候群は、正中神経が前腕近位の円回内筋部で絞扼(圧迫)されることによって生じる末梢神経障害である。手根管症候群と似たしびれを呈するが、手掌の感覚障害の範囲や誘発テストの違いで鑑別することが重要である。
更新: 2026年4月23日
詳しく見る→Trousseau症候群は、悪性腫瘍(特にムチン産生腺癌)に伴う血液凝固能亢進により、全身の静脈・動脈に血栓症をきたす腫瘍随伴症候群である。原因不明の多発性脳梗塞や深部静脈血栓症(DVT)で発症し、ヘパリン持続点滴が治療の主体となる。
更新: 2026年4月21日
詳しく見る→スタージ・ウェーバー症候群は、顔面の三叉神経領域(特に第1・2枝)の単純性血管腫(ポートワイン斑)と、同側の脳軟膜血管腫を特徴とする母斑症である。てんかん、緑内障、知的障害を合併し、頭部画像の「脳回状石灰化」が超頻出である。
更新: 2026年4月20日
詳しく見る→ウエスト症候群(点頭てんかん)は、生後1年以内(特に生後4〜7ヶ月)の乳児に発症する難治性のてんかん症候群である。CBTや医師国家試験では、シリーズ形成性の点頭発作、脳波でのヒプスアリスミア、精神運動発達遅滞の「三主徴」と、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)療法やビタミンB6の大量投与が頻出の重要疾患である。
更新: 2026年4月19日
詳しく見る→ランバート・イートン症候群(LEMS)は、神経筋接合部の神経末端からのアセチルコリン放出が障害され、筋力低下を来す自己免疫疾患である。肺小細胞癌などの悪性腫瘍に合併することが多く、下肢近位筋の筋力低下を特徴とする。CBTや医師国家試験では重症筋無力症との鑑別が超頻出の重要疾患である。
更新: 2026年4月16日
詳しく見る→進行性核上性麻痺(PSP)は、脳の基底核や脳幹にタウ蛋白が蓄積し、神経細胞が脱落する指定難病である。初期からの易転倒性(後方への転倒)や下方への垂直性眼球運動障害を特徴とする。パーキンソン症候群を呈する代表的な疾患であり、医師国家試験の神経内科分野において鑑別疾患として超頻出である。
更新: 2026年4月16日
詳しく見る→フィッシャー症候群は、風邪や胃腸炎などの先行感染後に免疫異常が生じ、脳神経や末梢神経が障害される疾患である。「外眼筋麻痺・運動失調・腱反射消失」の三徴を特徴とし、ギラン・バレー症候群の類縁疾患とされる。CBTや医師国家試験の神経分野において、三徴の暗記や自己抗体の名称が頻出の重要疾患である。
更新: 2026年4月16日
詳しく見る→ギラン・バレー症候群は、先行感染から1〜3週間後に免疫異常が生じ、末梢神経が障害される急性炎症性疾患である。下肢から上行する左右対称性の筋力低下や腱反射消失を特徴とし、重症例では呼吸筋麻痺を来す。CBTや医師国家試験の神経分野において毎年問われる超頻出の重要疾患である。
更新: 2026年4月16日
詳しく見る→CIDPは、自己免疫学的機序により、末梢神経のミエリン鞘(髄鞘)が慢性的に破壊(脱髄)される疾患。ギラン・バレー症候群(GBS)と類似の病態だが、2ヶ月以上かけて進行、または再発と寛解を繰り返す点で異なる。ステロイドが第一選択となる。
更新: 2026年5月31日
詳しく見る→自己免疫性脳炎は、神経細胞の表面抗原等に対する自己抗体が原因で生じる急性〜亜急性の脳炎である。抗LGI1抗体脳炎は顔・上肢の短いジストニア発作(FBDS)や低ナトリウム血症を伴い、抗CASPR2抗体脳炎は末梢神経過興奮を伴うMorvan症候群などを呈する。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→進行性ミオクローヌスてんかん(PME)は、単一の疾患名ではなく、「ミオクローヌス」、「てんかん発作」、「進行性の神経症状(認知機能障害、小脳失調など)」を3主徴とする症候群の総称である。ミトコンドリア脳筋症(MERRF)やラフォラ病などがこれに含まれる。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群(OMS)は、眼球が不規則に乱舞する「オプソクローヌス」と、四肢・体幹の「ミオクローヌス」を主徴とする稀な神経疾患である。小児では神経芽腫(Neuroblastoma)に合併する傍腫瘍性神経症候群として超重要であり、早期の腫瘍検索が必須となる。
更新: 2026年4月24日
詳しく見る→GSSは、PRNP遺伝子の変異による常染色体顕性(優性)遺伝のプリオン病である。孤発性のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)と異なり、小脳失調が主症状で、数年かけて緩徐に進行する。
更新: 2026年4月22日
詳しく見る→更新: 2026年4月20日
詳しく見る→大脳基底核(特に淡蒼球や黒質)への鉄沈着を伴う神経変性疾患(NBIA)の一種。PANK2遺伝子異常によるPKANが代表的であり、MRIでの「虎の目(Eye of the tiger)」サインが特異的である。
更新: 2026年4月20日
詳しく見る→アイザックス症候群は、末梢神経の電位依存性カリウムチャネル(VGKC)複合体に対する自己抗体によって生じる、稀な自己免疫性末梢神経興奮性亢進症である。筋肉のピクつき(ミオキミア)や持続的なこわばりが特徴である。
更新: 2026年4月19日
詳しく見る→スティッフパーソン症候群は、体幹や四肢の筋肉が板のように硬くこわばり、突然の音や接触で激しい痛みを伴う筋痙攣を起こす進行性の自己免疫性神経疾患である。抗GAD抗体が陽性となることが多く、1型糖尿病などを合併しやすい。
更新: 2026年4月19日
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