「救急」の科目に関連する21件の薬を一覧で確認できます。学習範囲を絞って復習できます。
アドレナリンはα1、α2、β1、β2受容体を刺激するカテコールアミンである。アナフィラキシーや心停止の救命処置、局所麻酔薬の作用延長などに用いられる。
アトロピンはムスカリン受容体を競合的に遮断する抗コリン薬である。症候性徐脈、有機リン中毒、麻酔前投薬、散瞳・調節麻痺などに用いられる。
イソプロテレノールはβ1・β2受容体を刺激し、心拍数増加と気管支・血管平滑筋弛緩を起こす非選択的β作動薬である。高度徐脈や房室ブロックの一時的治療に用いられる。
ケタミンはNMDA受容体を非競合的に遮断し、解離性麻酔と強い鎮痛をもたらす静脈麻酔薬である。自発呼吸と循環を比較的保つが、血圧上昇、流涎、覚醒時反応に注意する。
ジアゼパムは長時間作用型のベンゾジアゼピン系薬で、抗不安、鎮静、抗けいれん、筋弛緩作用を示す。神経症、筋痙攣、てんかん重積状態、アルコール離脱症候群などに用いられる。
スキサメトニウムは筋型ニコチン受容体を持続的に刺激する脱分極性筋弛緩薬である。作用発現が極めて速く、迅速導入時の気管挿管などに用いられる。
ドパミンは投与量に応じてD1、β1、α1受容体への作用が変化するカテコールアミンである。急性循環不全の昇圧・強心に用いられるが、頻脈性不整脈を起こしやすい。
ドブタミンはβ1作用を主体とする合成カテコールアミンで、心拍出量を増加させる強心薬である。急性心不全や心原性ショックで、低心拍出量の改善を目的に静脈内投与する。
ナロキソンはオピオイド受容体を競合的に遮断する拮抗薬である。オピオイドによる呼吸抑制と覚醒遅延を速やかに改善するが、作用時間が短く再鎮静に注意する。
ニカルジピンは血管選択性の高いジヒドロピリジン系Ca拮抗薬である。経口では高血圧、静注では高血圧緊急症や周術期の血圧管理に用いられる。
ニトログリセリンは体内でNOを放出し、cGMPを増加させる硝酸薬である。静脈拡張による前負荷軽減と冠動脈拡張により、狭心症発作や急性心不全を改善する。
ノルアドレナリンは強いα1作用とβ1作用をもつ昇圧薬である。末梢血管抵抗を増加させ、敗血症性ショックなどの血管拡張性ショックで第一選択の昇圧薬として用いられる。
ハロペリドールは強力なドパミンD2受容体遮断作用を持つ定型抗精神病薬である。統合失調症、躁状態、せん妄に伴う強い興奮などに用いられる。
フェントラミンはα1・α2受容体を競合的に遮断する短時間作用型の非選択的α遮断薬である。褐色細胞腫に伴う高血圧やカテコールアミン過剰時の血圧管理に用いられる。
プロポフォールは作用発現と覚醒が速い静脈麻酔薬で、全身麻酔の導入・維持や集中治療での鎮静に用いられる。鎮痛作用は乏しく、低血圧、呼吸抑制、プロポフォール注入症候群に注意する。
ミダゾラムは作用発現が速い短時間作用型ベンゾジアゼピン系薬で、麻酔導入、処置時鎮静、集中治療で用いられる。鎮痛作用はなく、呼吸抑制と前向性健忘に注意する。
モルヒネはμオピオイド受容体を刺激する強オピオイド鎮痛薬である。中等度から高度のがん疼痛や術後痛などに用いられ、呼吸抑制、便秘、悪心への予防と監視が不可欠である。
疾患・概念・薬・検査・症状徴候・病原体を横断して確認できます。