「麻酔」の科目に関連する16件の薬を一覧で確認できます。学習範囲を絞って復習できます。
エドロホニウムは作用発現が速く持続が極めて短い可逆的コリンエステラーゼ阻害薬である。神経筋接合部のアセチルコリン作用を一過性に増強する。
ケタミンはNMDA受容体を非競合的に遮断し、解離性麻酔と強い鎮痛をもたらす静脈麻酔薬である。自発呼吸と循環を比較的保つが、血圧上昇、流涎、覚醒時反応に注意する。
スキサメトニウムは筋型ニコチン受容体を持続的に刺激する脱分極性筋弛緩薬である。作用発現が極めて速く、迅速導入時の気管挿管などに用いられる。
ナロキソンはオピオイド受容体を競合的に遮断する拮抗薬である。オピオイドによる呼吸抑制と覚醒遅延を速やかに改善するが、作用時間が短く再鎮静に注意する。
ネオスチグミンは末梢性の可逆的コリンエステラーゼ阻害薬である。神経筋接合部のアセチルコリンを増加させ、非脱分極性筋弛緩薬の拮抗や重症筋無力症に用いられる。
フェニレフリンは選択的α1受容体作動薬で、末梢血管収縮により血圧を上昇させる。麻酔時の低血圧治療や、点眼による散瞳などに用いられる。
フェンタニルはμオピオイド受容体を刺激する高力価の合成オピオイド鎮痛薬である。麻酔時の鎮痛や強い持続痛に用いられ、呼吸抑制と貼付剤の誤使用に注意する。
プロポフォールは作用発現と覚醒が速い静脈麻酔薬で、全身麻酔の導入・維持や集中治療での鎮静に用いられる。鎮痛作用は乏しく、低血圧、呼吸抑制、プロポフォール注入症候群に注意する。
ミダゾラムは作用発現が速い短時間作用型ベンゾジアゼピン系薬で、麻酔導入、処置時鎮静、集中治療で用いられる。鎮痛作用はなく、呼吸抑制と前向性健忘に注意する。
モルヒネはμオピオイド受容体を刺激する強オピオイド鎮痛薬である。中等度から高度のがん疼痛や術後痛などに用いられ、呼吸抑制、便秘、悪心への予防と監視が不可欠である。
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