水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の初感染によって引き起こされる全身性の発疹症である。極めて感染力が強い空気感染であり、CBTや国試では、紅斑・水疱・痂皮など「すべてのステージの皮疹が混在する」点と、頭皮にも皮疹が出現する点、および抗ウイルス薬(アシクロビル)による治療が頻出である。
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発熱(微熱〜38℃台)
強いそう痒を伴う発疹(紅斑→丘疹→水疱→膿疱→痂皮の順に変化)
すべての段階の発疹が全身に「混在」する。
発疹の分布:体幹から始まり顔面・四肢へ。頭皮(有毛部)や口腔粘膜にも出現する。
初期評価
発熱と、頭皮を含む全身の水疱・痂皮の混在から臨床的に容易に診断できる。
検査
通常は視診で診断するが、非典型例では水疱内容のTzanck(ツァンク)試験で多核巨細胞を確認するか、VZV抗原検出キット、PCR法などを用いる。
鑑別
伝染性膿痂疹(とびひ:細菌感染、虫刺されの掻き壊しから広がる)、手足口病(手掌・足底・口腔に限局)、単純ヘルペス。
初期対応・感染対策
『空気感染』するため、個室(陰圧室)隔離とする。すべての発疹が痂皮化するまで登校・登園停止(学校保健安全法)。
根本治療
重症化を防ぐため、発症早期(48時間以内)に『抗ウイルス薬(アシクロビルやバラシクロビル)』の内服または静注を行う。かゆみに対しては抗ヒスタミン薬やフェノール亜鉛華リニメント(カチリ)の外用を行う。予防として、小児期の水痘生ワクチン(2回)が定期接種となっている。
病態
VZVの初感染により、発熱とともに全身にそう痒を伴う水疱が多発する。治癒後は神経節に潜伏感染し、後年免疫が低下した際に「帯状疱疹」として再活性化する。
原因と感染経路
水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)による『空気感染(飛沫核感染)』、および水疱液からの接触感染。
試験での重要ポイント
「全身のかゆい水疱」が定番。皮疹は体幹(お腹や背中)から始まり、顔面・四肢へ広がるが、『頭皮(髪の毛の中)や口腔粘膜にも皮疹ができる』ことが重要な特徴である(とびひ等の鑑別点)。最大の国試的特徴は、新旧の発疹が次々と現れるため『紅斑→丘疹→水疱(涙滴状)→痂皮(カサブタ)のすべてのステージの皮疹が同時に混在する』ことである。すべての皮疹が痂皮化するまで出席停止となる。治療には『アシクロビル(抗ヘルペスウイルス薬)』を使用する。
覚え方・コツ
「水ぼうそうは、空気感染で広がるかゆい水ぶくれ。頭の中(頭皮)にもできる。新しい赤み、膨らんだ水疱、古いカサブタが『全部混ざっている(新旧混在)』のが特徴!全部カサブタになるまで学校は休み。特効薬はアシクロビル!」
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2型糖尿病は、過食や運動不足などの生活習慣と遺伝的素因が重なり、インスリンの分泌低下や抵抗性を生じる疾患です。日本の糖尿病患者の約95%を占めます。初期段階では自覚症状に乏しい「サイレントキラー」であり、放置すると神経障害や網膜症、さらには心筋梗塞などの重篤な血管合併症を引き起こします。
伝染性膿痂疹(とびひ)は、主に小児の夏期に好発する皮膚の細菌感染症である。虫刺されや湿疹の掻き壊しから細菌が侵入し、水疱や痂皮を形成して全身に拡大する。CBTや医師国家試験では、原因菌(黄色ブドウ球菌とA群溶連菌)による病型の違いや、溶連菌感染後の急性糸球体腎炎への注意、ステロイド外用の禁忌が頻出の重要疾患である。
メニエール病は、内耳の内リンパ水腫を病態とし、反復する回転性めまい、難聴、耳鳴りを三主徴とする疾患である。CBTや国試では、めまい発作に伴う低音域障害型の感音難聴や、利尿薬(イソソルビドなど)による治療、およびグリセロールテスト陽性が頻出の重要疾患である。
野兎病は、野兎病菌(Francisella tularensis)を保有する野ウサギやマダニなどとの接触により感染する人獣共通感染症である。CBTや医師国家試験では、「野ウサギの解体」後の所属リンパ節腫脹と潰瘍のエピソードや、βラクタム系が無効でありストレプトマイシンなどが第一選択となる点が頻出の重要疾患である。