「肝胆膵」の科目に関連する9件の症状・徴候を一覧で確認できます。学習範囲を絞って復習できます。
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Courvoisier徴候は、閉塞性黄疸の患者で、疼痛を伴わない腫大した胆囊を触知する所見である。胆石よりも膵頭部癌、遠位胆管癌、乳頭部癌などの悪性胆道閉塞を示唆するが、例外も多く単独で診断はできない。
Murphy徴候は、右季肋部を圧迫したまま患者に深く吸気させると、下降した胆囊が診察者の指へ接触して強い痛みを生じ、吸気が途中で止まる所見である。急性胆囊炎を示唆するが、高齢者や壊疽性胆囊炎では陰性となることがある。
メデューサの頭は、臍を中心に拡張・蛇行した腹壁静脈が放射状に広がる所見である。門脈圧亢進によって臍傍静脈と腹壁静脈の側副血行路が発達して生じ、肝硬変など進行した門脈圧亢進を示唆する。
全身浮腫は、顔面、体幹、四肢など広範囲に間質液が貯留した状態である。心不全、ネフローゼ症候群、腎不全、肝硬変、重度低栄養などで生じる。
右季肋部痛は、右上腹部の肋骨弓下に感じる疼痛である。胆石症、急性胆囊炎、急性胆管炎、肝炎、肝膿瘍が代表的だが、右下葉肺炎、胸膜炎、腎疾患、Fitz-Hugh-Curtis症候群などでも生じる。
吐血は、上部消化管からの出血を嘔吐する症状である。消化性潰瘍、食道胃静脈瘤、Mallory-Weiss症候群などで生じる。
掻痒は、皮膚を掻きたいと感じる不快な感覚である。皮膚疾患のほか、胆汁うっ滞、腎不全、血液疾患、薬剤など全身性疾患でも生じる。
羽ばたき振戦は、上肢を伸展し手関節を背屈させた際に、姿勢保持が一過性に途切れて手が不規則に落下・復帰する陰性ミオクローヌスである。肝性脳症、高二酸化炭素血症、尿毒症などの代謝性脳症でみられる。
腹部膨満は、腹部が張るという自覚症状、または腹囲が増大して腹部が膨隆した他覚所見である。腸管ガス、便秘、腸閉塞、腹水、肥満、妊娠、臓器腫大、腹腔内腫瘤など多様な原因がある。
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